階段の踊り場に休憩スペースなどを設置する
エレベーターのリニューアル工事中は、上下階の移動手段として階段のみが利用可能です。しかし、階段の昇降は体力を消耗するため、踊り場に休憩スペースを設けると良いでしょう。ベンチや椅子を設置すれば、利用者は途中で休憩しながら階段を利用できます。ただし、踊り場が狭い場合、通行の妨げになる可能性がありますので、椅子などを設置する際は通行を妨げないよう配慮が必要です。
持ち運び式の階段昇降機を導入する
移動が難しい方のためには、持ち運び可能な階段昇降機を導入することも考えられます。電動の階段昇降機は設置が必要ですが、持ち運び式なら比較的簡単に設置できます。ただし、移動速度は遅いため、高層階への移動には時間がかかるかもしれません。介護業者などが提供する階段昇降の支援サービスも利用できますので、必要なら検討してみてください。