空室のスピード解消対策術
空室期間が売上に大きな影響を与えます。
不動産経営では、売上は「部屋数×賃料×契約月数」で計算できます。
年間の売上が計上できる期間の「契約月数」の最大値は12か月です。
空室期間が発生するということはこの最大値が取れなくなることであり、空室期間が長引けば、売上が発生しない期間が増え、収益の最大化に逆行することになります。
一日でも早い入居で契約月数、日数を獲得することが収益の最大化に直結することになります。
当社では、退去連絡の段階から募集スタートと捉え、「① 募集準備~②リフォーム~③室内演出~④営業活動」の4つのステージすべてで対策をとるため、「一日でも早い入居」を希望されるオーナーさまと同じ視点、同じベクトルでの運営代行が可能です。
-
ステージ1退去連絡から募集がスタート
退去連絡があった時点でマーケティングを開始。70日成約基準の賃料査定、募集戦略を策定しオーナーさまへご提案します。
※適切な賃料設定をするため70日基準を設けています。たとえ「一日でも早い入居」が可能だとしても適切な賃料が設定されていない限り適切な売上ではなく損失が発生するため70日基準を採用しています。
空室になることがわかった段階から賃料査定、募集戦略を策定など、いち早く空室募集を実施するための準備を整え、募集をスタートします。
-
ステージ2原状回復リフォーム即時施工
退去後、原状回復リフォームを、即時完成施工で即入居できる体制を整えています。時に室内設備機器の入替が必要である場合やバリューアップリフォーム、リノベーション施工は原状回復よりも時間が必要です。この場合、施工スピードを上げる対策をしつつ、施工期間を募集戦略で策定した告知広告活動の時間に充て、優位な条件での成約を目指します。
-
ステージ3成約率アップの室内管理と”おもてなし”演出。
成約数は「案内数×成約率」で計算されます。
案内された部屋が「臭い、汚い、暗い」のいずれかに当てはまるなら、確実に成約率を下げています。
リフォームをしていても、空気が滞れば臭いは発生し、人の出入りがあれば汚れが発生します。空室管理がきちんと為されていないことでの機会損失は小さくありません。
空室管理では、換気、通水などで「臭いの対策」、玄関や水回りのチェックで「汚れの対策」、通電確認と案内用の電気器具の設置の「暗さの対策」。この3つの対策の徹底で、まず成約率を下げる要因を排除します。
その上で、成約率のアップのための”おもてなし”室内演出ツールでライバル物件との差別化を図ります。
室内にスリッパ、ウェルカムカード、室内解説のPOPの貼り出し、プリザーブドフラワーを使った花の演出などで、ようこそお越しくださいましたのオーナーさまの想いを表現。
当社が提供する”おもてなし”の室内演出ツールの活用で成約率のUPを狙います。 -
ステージ4顔の見える営業活動
仲介店舗への営業でありがちなWEB情報の発信のみの営業ではなく、当社では直接訪問営業を重視しています。
仲介店舗との繋がりという考えではなく、仲介営業マンと人の繋がりを重視する人間関係構築が目的のため、空室がある時だけのこちら都合の訪問ではなく、各担当者が常日頃の訪問を実行しています。ごく当たり前のことですが、これをきちんと当たり前にできている会社は少ないと思います。マーケティングや賃料査定等で必要な現場情報、市場の情報を惜しみなく提供いただけるのはこの関係構築の成果であると思います。
こうした地道な営業活動の上に、即効性を求めた当社主催の成約キャンペーン特典付与企画や、仲介業者向け内覧会など各物件の特長をアピールするイベントを開催することで成約数UPの成果を提供しています。