経営安全性の提供
管理/不動産の管理/運用は、人の生活、事業活動の場を快適に提供することが必要なことから様々なトラブルがつきものです。
そのため、危機管理、リスク回避のための対策は不可欠な要素になります。
こうしたリスク回避のために、エスタス管財では「運営危機」と「経営危機」の2つの側面からその管理対策を実施、サポートさせていただきます。
「運営危機」管理対策
1.火災保険加入と申請サポート
①適切な保険の加入サポート
火災被害だけでなく、発生しやすい漏水被害などにも適用できるため火災保険への加入は必須となりますが、賃貸に適した火災保険に加入する必要があります。例えば汚損破損被害補償や施設賠償特約の付帯などの必須項目や建物の規模などから過不足なく保険加入することがリスク面、コスト面で有効な対策となることから、賃貸に適切な火災保険加入のご提案をさせていただきます。
②事故申請サポート
事故発生後、時に報告を間違えることで、保険の適用ができないケースが発生することがあります。これでは何のために保険加入しているかがわかりません。
適切な加入と共に必要なのが適切な活用です。
エスタス管財ではリスク管理から、事故発生時の適切な保険の活用のため申請サポートまで一気通貫で実施します。
2.入居者の高齢化サポート
長く退去せずに契約を継続いただけるのは、快適な住環境、または働く環境が提供できている証左といえます。しかし、その反面、住環境においてはリスクがはらみます。入居者の高齢化のリスクです。
契約当時は高齢者に属さない60歳の方でも入居が10年、15年と長期化すれば当然、高齢化リスクが高まります。
こうした入居中の高齢化リスクへの対策は、安定した不動産経営には必須といえます。入居者の方の年齢把握から、火災保険の加入状況、保証会社との契約内容を踏まえ、付帯保険、保証契約の見直しや、時に「見守りサービス」などの手配を含めたリスク対策の提案は多岐にわたります。
エスタス管財では、付帯保険や見守りサービスの加入手配など入居中の高齢化対策のサポートを実施します。
3.外国人受入れ体制
駅から遠い、築年数が古い、競合する物件が多い等、空室課題の深刻度が増す物件では、入居者ターゲットを広げることが空室解消の対策となります。外国人を積極的に受け入れるのもその対策のひとつです。
しかし、外国人受入れを決めるだけでは管理運営はできません。受入れ体制、入居者管理の仕組みが必要になります。
受入れ体制の課題は、「生活習慣の違い」と「言語」の二つをいかにクリアするかにあります。
外国人トラブルの多くは、生活上守るべきルールを知らない、または理解していないことが原因で発生します。そのことをきちんと「伝える」手段を持つ必要があります。日本語が話せない外国人への言語サポートができる体制と、曖昧な部分を「文書」にして何度も確認、理解、習慣化できるよう手配することで、トラブルの未然防止を可能にしています。
エスタス管財では、日本語が話せない外国人受入れを積極的に取り組むことで対応力を磨き、トラブル抑止と解決ノウハウで入居促進を進めています。
「経営危機」管理対策
不動産経営の成功を考えた時、まず必要になるのが「収益の最大化」です。しかし、「収益の最大化」の対策だけでは経営が健全化しないことがあります。事業経営と同じように収益が上がっていても、キャッシュフローの減少が続けば経営は成り立たず「勘定あって銭足らず」の黒字倒産を招くことがあります。
キャッシュ不足による、納税遅延や不払いの発生、金融機関への借入返済の遅延などから不本意にも不動産を手放さなければならなくなるような事態は、不動産経営の失敗を意味します。
エスタス管財では、税務対策、ファイナンス、金融機関との金利、借入期間交渉など、「キャッシュフローの健全化」へのサポートを通して、経営危機を招くことのない対策を提供します。