夜逃げした人の残置物とは
「残置物」とは、前契約者が入居中に残していったエアコンやガスコンロ、室内照明など様々なものが挙げられます。
そういった家具家電といったものは、引越しをする際に新しい住まいへ移動させるか、不要な場合は処分するのが一般的です。
しかし、生活の困窮や会社の倒産、その他なんらかのトラブルによってある日突然入居者がいなくなってしまう「夜逃げ」が発生した場合、
家財道具などが残置物として部屋に残されます。
残置物の所有権は?
マンションの賃貸運営をするオーナーさまにとって、残置物は邪魔なものでしかないため、一刻も早く撤去して次の入居者を見つけたいところです。
しかし、日本の法律では、入居者が夜逃げしたとしても、残置物の所有権が即座にオーナーさまに移ることはありません。
そのため、オーナーさまは勝手に残置物を処分することができないのです。
賃貸契約が終了した場合も同様で、勝手に残置物を処分すると、民法上の所有権侵害に該当する可能性があります。
従って、残置物を処分する際には、所有者の了承を得る必要があるのです。
残置物の撤去費用の相場は?
残置物の処分に伴う費用は、1㎥あたり約5,000〜1万5,000円ほどが相場です。
もちろん、依頼する業者によってき金額のバラつきはありますが、基本的には残置物の量が増えるほど金額が上がります。
道が狭くトラックが物件の前まで入れない物件や、エレベーターがない物件など、余分に人員や手間が増えてしまう場合は追加料金となります。
夜逃げや残地物で
お困りなら管理会社へ相談を
マンションを自主管理されているオーナーさまは、日々の業務に加えて、夜逃げの際の残置物の処理までご自身で行う必要がございます。
こういったイレギュラーな対応には知識だけでなく、スピード感のある対応が求められます。
賃貸経営を成功させるためには、こういったイレギュラーな問題を解決できる不動産管理会社に相談されることを強くおすすめします。
オーナーさまの業務負担が少なくなるだけでなく、早く問題を解決することで安定した賃貸経営を実現することができます。
当社は設立以来20年近くオーナーさまの不動産経営を成功に導くための伴走支援を続けています。
夜逃げの残置物でお困りの方や、ご自身での管理に限界を感じている方、今の管理会社の対応に不満がある方は、エスタス管財にご相談ください。
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