大阪市中央区・ミナミの主要駅徒歩5分に位置する、築44年の鉄筋コンクリート造マンション。
立地は十分な競争力がある一方、建築以来、一度も大規模な修繕が行われておらず、建物にはさまざまな劣化が現れていました。
外壁には大きなクラックが走り、共用階段のコンクリートは爆裂して鉄筋が露出。手すりの腐食に加え住戸では雨漏りも発生していました。
そして、建物の老朽化は安全面だけでなく、賃貸経営にも影響を及ぼしていました。
周辺の募集状況から、本来であれば40㎡・2DKで8.5万円程度の賃料が見込めるにもかかわらず、
実際には7.5〜7.7万円程度でなければ成約しにくい状態が続いていたのです。
「立地は良い。それでも建物の状態が、物件本来の評価を下げている。」
この状況を改善するために必要だったのは、単に建物をきれいにすることではありませんでした。
限られた予算の中で、「何を今直し、何を次回に回すのか」を見極めること。
建物診断をもとに改修の優先順位を整理し、安全性の確保と資産価値・収益性の回復を目指した大規模修繕がスタートしました。

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