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2022.11.16

#コラム

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駅前の相次ぐ建設ラッシュ!今、門真市で何が起きているのか?

駅前の相次ぐ建設ラッシュ!今、門真市で何が起きているのか?

現在、行政・民間を問わず様々な事業者が門真市の各駅前で商業施設の建設や再開発を計画、実施しています。
今、どのような背景から門真市の建設ラッシュが起こり計画されているのか、またこの建設や再開発により門真市の不動産市場にどのような影響があるのか、現状での情報をもとにお伝えします。

課題

  • 門真市の建設ラッシュの理由
  • どこに何が建設されているか
  • 建設ラッシュで期待されていること

解決

  • 門真市の人口減少とパナソニックHDの事業再編
  • 各駅に大型商業施設、マンションの建設が相次いでいます。
  • 人口流入、増加によるまちの活性化

予定されている建設・再開発計画

 門真市で現在予定されている建設・再開発計画には大きく2つあります。

 1つ目が門真市幸福東土地区画整理事業区域の再開発計画です。

2021年10月に京阪本線古川橋駅の北側にある門真市幸福東土地区画整理事業区域(廃校となった旧門真市立第一中学校跡地を含む)の再開発事業者が、門真市と住友不動産株式会社・京阪電鉄不動産株式会社・ミサワホーム株式会社からなるグループ(代表法人:住友不動産)に決定しました。

この事業計画の概要として、

・『地上41階建て・総戸数567戸のタワーマンション』

・『生涯学習複合施設(図書館・文化会館)』

・『市民交流広場』

・『2階建の商業施設(導入施設:スーパー・クリニック)』などが2026年春頃に竣工されることになります。

門真市HPより

 2つ目が三井不動産が『仮称:三井ショッピングパークららぽーと門真×三井アウトレットパーク大阪門真』の建設計画です。

建設予定地は、パナソニックHD㈱が三井不動産へ売却した門真市松生町の区画(デジタルAV機器を製造していた事業所跡地)になります。

更には、会員制倉庫型卸売コストコ『仮称:コストコ門真倉庫店』と大型商業施設が直結した総戸数155戸の大型分譲マンション『パークホームズLaLa門真』の建設が予定されています。既に着工がスタートしており、2023年春の開業予定となります。

また2029年に4つの駅が開業する大阪モノレールの延伸計画に加えて、この大型商業施設の近くに『仮称:松生町駅』を設置するよう門真市・守口市が要望。これに応じる形で、門真市・守口市と大阪モノレールで「松生町駅」について基本合意書が締結されています。これが実現すれば、門真市に新たに二つの駅が誕生することになります。

 その他、計画されている再開発事業として、京阪本線西三荘駅の南西側にパナソニックHD(株)と京阪グループが京阪沿線の再耕を目的とした商業施設併設のオフィスビル『京阪西三荘スクエア』を建設、2023年春に開業します。

また京阪本線門真市駅でも駅前にある門真プラザ(商業施設・市営団地一体型建物)・広場・ロータリーを再整備する計画が発表されています。この計画については2019年に事業者が決定してはいるものの具体的な再整備の計画は発表されていません。

相次ぐ建設計画の背景

門真市で建設・再開発計画が相次いで実施されている背景には①門真市の年少人口減少②パナソニックの事業再編があります。

①門真市の人口減少

 門真市では子育て世代の流出が止まらず、0歳から14歳までの年少人口が1980年の37,432人をピークに減少が続き、2020年のデータではピーク時のおよそ⅓となる13384人に落ち込みました。

その為、門真市にある京阪本線西三荘・門真市・古川橋・大和田の4駅の利用者が減少、西三荘駅ではついに2022年の乗降者数が1万人を割り9,927人となりました。

この人口減少をくい止めるべく、門真市は若者世代の流出を防ぎ、子育て世代を中心とした多くの人が流入するよう、各駅の再開発や、細かな区画整理事業を計画・着工させているわけです。

②パナソニックHD(株)の事業再編

 門真市に本社・事業所・工場等が複数あるパナソニックHD(株)が経営効率化の為に事業を再編し、事業所跡地の売却や『OBPパナソニックタワー』にある情報システム・営業部門のオフィス機能を2025年9月末までに本社地区へ移転し、大阪市で働く従業員約4,000人を門真市へ集約すると発表しています。

こうしたパナソニックHD(株)の事業所跡地売却やオフィス移転を含めた事業再編により、前述の大型商業施設の建設や駅前ビルの建設が計画されました。

賃貸市場への影響

 タワーマンション建設を含めた駅前の再開発や大型商業施設の建設計画から、門真市の子育て世帯数の増加が大いに期待されています。

 賃貸市場もこうした再開発・建設計画から影響を受けており、門真市では新築賃貸マンションの建設数が単身・ファミリー問わず増加しています。また行政が空き家問題や景観が悪い古民家の再生に力を入れていることから、リノベーションされた戸建て物件も増加しています。

事実、門真市の賃貸仲介店舗では、空室の総問い合わせ件数が2021年と比べ倍増しているという声が上がるほどの盛り上がりをみせています。しかし一方で、区画整理事業で古い長屋物件の取り壊しなどが進むことで、移転先探しに困窮する高齢単身者が増えているという新たな問題も発生しています。

 2010年に駅近くにタワーマンションができたことから、住みたい街ランキング上位にランクインするまでに変化した京阪本線「香里園駅」のように、大型商業施設の建設や再開発によって門真市全体の大きな変化が期待されています。

今後も建設・再開発計画により、変化が続く門真市の賃貸、不動産市場を注視し、新たな情報があれば発信していきたいと思います。

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