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2024.03.25

#コラム

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知らないと損をする?エレベーターリニューアル工事3つのポイント

知らないと損をする?エレベーターリニューアル工事3つのポイント

 マンションやオフィスビルに設置されているエレベーター設備の多くは、その建物が新築された当時から稼働し続けていることから、築年数そのものがエレベーター設備の稼働年数となります。
築年数の経過した物件で、ある日突然、エレベーターメンテナンス会社から「そろそろリニューアルのご検討をお願いします」と頼んでもいない見積書と提案書が提示されることがあります。
提示される見積金額の高さから、リニューアル工事の必要性や価格の妥当性について、当社に相談いただく機会も多く、リニューアル検討の際のサポートの経験が蓄積しています。

そんなエレベーターリニューアル工事で失敗しない適切な判断方法についてお伝えします。

課題

  • リニューアル工事の最適なタイミングとは
  • リニューアル工事の業者選びで必要なこととは
  • 必要な工事内容の判断方法

解決

  • トラブルの頻度、部品製造終了通知時点での判断
  • メーカー系、独立系から複数の提案、見積もりの取得
  • 複数社の見積りから

エレベーターリニューアル工事とは?

 エレベーター設備は使用年数の経過とともにモーターや制御盤の劣化が進むため、適切な時期にリニューアルする必要があります。

リニューアル工事の内容によっては1基あたり、数百万~1,000万程度の費用がかかります。

 高額な費用がかかるエレベーターリニューアル工事の検討には、「時期」「業者選定」「工事内容」の3つを理解し、複数のメンテナンス会社からの提案を受け、見積もりを取得し検討することが重要です。

工事「時期」はいつが最適か?

工事を検討する時期は、おおむね次の2つのタイミングで訪れることになります。

1.エレベーターの設置からおよそ25年が経過し、トラブルが続く。

エレベーターの耐用年数の目安は次のとおりです。

 ・法定償却耐用年数:17年。
 ・ライフサイクル指針の耐用年数:20年〜25年。

設置年数が経過し、緊急停止等の問題によりメンテナンス業者が頻繁に緊急対応する場合、人命にかかわる設備の為、リニューアル工事を急ぐタイミングだと判断できます。

2.部品製造終了の通知がメーカーから届いた。

設置しているエレベーターメーカーからの、部品製造終了に関するお知らせが届いたら、リニューアル工事の検討時期です。

修理部品の在庫がなくなった場合、不具合の発生時に修理できなくなるリスクがあります。

【ここで注意点!】
 リニューアル工事は発注後、すぐに工事を開始することはできません。工事内容によりますが、発注から工事開始まで早くて6ヶ月、工期は約10日要します。

こうした期間を見誤り、もしトラブルが発生した場合、修理ができず、長期間エレベーターを停止させざるを得ないリスクがあることを念頭においておかなけばなりません。

最適な「業者選び」の手法

 エレベーターメンテナンス会社は「メーカー系」「独立系」に分類され、それぞれに長短所があることから、業者を選ぶ際には、しっかりと比較検討し、適切な会社を選ぶことが重要になります。

 まず、現在設置されているエレベーターメーカーの提案は当然必要になりますが、一方で、独立系メンテナンス会社からも複数の提案を受け、検討することをおすすめします。

※次のような場合は提案を受けることはできないのでご留意ください

・メーカー系は自社製品のメンテナンスのみのため、他社メーカーからの提案を受けることはできません。

・独立系でもメンテナンス業務が対応できない会社もあり、その場合提案を受けることはできません。

どんな工事をするのか?「工事内容」の理解が大切

リニューアルの手法は2つに大別されます。

フルリニューアル

現在、設置されているエレベーター部品も含めて取り外し交換する方法で、「金額」が高額かつ「工事期間」が長期となります。

制御リニューアル

主に巻上モーターや制御盤などの制御系部品を中心に交換します。

かごなど一部はそのまま再利用するため、「金額」「工事期間」がフルリニューアルと比べ、短縮されます。設置されているメーカー、機種、設置環境によって工事内容は様々です。

 そのため、メーカー系、独立系の複数の業者から提案を受け、検討を進める必要があります。そして複数の企業から提出された提案内容を業者分類別に、コスト面と工事内容を比較検討することで、最適なリニューアル工事の選定が可能になります。

さいごに

 今回お伝えしてきた通り、メンテナンスを検討する際には、複数の業者から提案や見積を取得し「時期」「業者選定」「工事内容」の3つのポイントから、物件に最適なリニューアル方法を検討する事が必要です。また、リニューアル工事期間中は、一定期間エレベーターを停止させることになります。入居者に事前に工事の告知を行い、利用できない不満へのフォローも工事を担当するメンテナンス会社と連携して対応します。

 さらには、リニューアル完了工事後に、毎月支払うことになるメンテナンス契約の見直しも見過ごしてはいけません。点検頻度、単価、業者を再査定し、ランニングコスト削減まで視野に入れて対応することも必要です。

 エレベーターメンテナンス会社からリニューアルの提案や見積の提示を受けた時には、この記事を読み返していただき、判断をしてみてください。その上で、当社の見解が必要であれば是非、お声がけください。

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