工事費用を抑えながら、エレベーターを更新したい
メーカーから届いた更新見積書には、約1,400万円という金額が記されていました。
築35年を迎えたマンションのエレベーター更新は避けて通れない・・・
そう理解しながらも、オーナーさまの表情には戸惑いが浮かんでいました 。
「安全のために必要な投資だと分かっている。それでも、本当にこの方法しかないのか?」 というオーナーさまの率直な思いをお聞きし、当社での調査を開始しました。
メーカー担当者へのヒアリングを進めつつ、独立系のエレベーター業者との協議を実施。
主要機器の老朽化が進行しているのは確かなようで、故障した場合、
メーカーからの修理部品の廃盤による供給はなされないことは明らかでした。
一方、工法や施工会社の選択次第で、
安全性や機能を損なうことなく費用を抑えられる可能性が見えてきました。
独立系エレベーター業者と協議を重ねた結果、
同等の性能を備えたリニューアルを約650万円で実施できることが判明。
リニューアル費用をメーカー費用と比べ半額以下に圧縮しながらも必要な性能を確保することができました。
見積内容を一つひとつ比較しながらご説明すると、オーナーさまの表情に安堵の色が戻っていきました。
保守費用を抑えつつ、将来的な修繕リスクを回避したい
さらに検討を進める中で見えてきたのが、保守と修繕への不安でした。
従来の保守契約であったPOG契約では、割引制度廃止によるランニングコスト増加が想定されました。
また、消耗部品の交換・修繕への対応が十分とはいえず、将来的な突発的な修繕リスクを抱えている状況でした。
そこで、FM契約(フルメンテナンス契約)への切り替えをこ提案し、
今回のリニューアル工事では交換しない部品の修繕までを含めた包括的な保守体制を構築。
月々の保守費用を抑えながら、約200万円相当の将来的な修繕リスクを吸収できる仕組みを整えました。
この仕組みの整備することにより
- 月額保守費用の削減
- 将来的な修繕リスクの回避
を同時に実現しました。
情報不足を補い、安心して判断できる環境を整備
オーナーさまは長年、エレベーター業者と直接契約しており、
リニューアル更新費用の妥当性や、保守契約内容の比較・検討しにくい状況でした。
当社では、
- 現状の点検記録
- 部品供給状況
- 安全性
- 工期
- 費用
を総合的に整理し、複数案を比較、可視化を実施。
「どの選択が最も合理的か」を明確に示すことで、オーナーさまが納得して判断できる環境を整えました。
新しくなった操作盤や制御装置を前に、「費用を抑えられただけでなく、これで安心して長く運用できる」と話されたオーナーさまの安堵したお顔が印象的でした。
成果まとめ
今回の築35年マンションのエレベーターリニューアルでは、
- 初期費用:約1,400万円 → 約650万円(約54%削減)
- 保守費用:従来比 半額以下
という大幅なコストダウンを実現しました。
独立系業者によるリニューアルと、FM契約による包括的な保守体制を組み合わせることで、
通常は追加費用が発生する修繕リスクを抑制。
さらに、工期9日間という短期間で施工を完了し、入居者への影響も最小限に抑えました。
適切な比較と 情報提供があれば、限られた予算の中でも
「安全性・経済性・継続性」を両立させることが可能であることを示しています。
数字の先にあるオーナーさまの安心こそが、今回のリニューアルの最大の成果だといえます。
当社では、「独立系業者のネットワーク×最適な保守契約設計」により、
初期費用・維持費・将来的な修繕費用までを含めた、トータルコストの最適化をご提案しています。
- 「更新は必要だが費用が不安」
- 「メーカー提示額が妥当かわからない」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
